こんにちは、今回は最近見た【ガールズバンドクライ】について語らせて下さい…
※注意 私はアニメが詳しいだけではなく、ただガールズバンドクライに感動してしまったアニメにわかファンです。
「歌」が主軸のアニメは2パターンだった(僕が知る中で)
ガールズバンドクライはその名の通りガールズバンドのアニメであるわけなのですが、これまでもバンドが出てくるアニメはいろいろありました。
僕が知っている中でのご紹介になりますが、「けいおん!」「風夏」「ぼっちざろっく」「Angel Beats!」「Charlotte」など(2つKey作品でごめんなさい…そんなに詳しくないのです)とか。
バンド系?アニメでのパターンはぼくが知っている中では二つでした。
1.声優さんが歌う 「けいおん / ぼっちざろっく / 風夏」
2.声優さん以外に、歌唱担当の歌手を立てる 「Angel Beats / Charlotte」
1では、演技から歌唱まで一人の声優さんが担当することによって、普段の生活パートも笑えるシーンも泣けるシーンも積み重なって歌につながっていくイメージが強く残るので好きです。
2では、歌唱を歌手を本業にした方が担当することで、よりバンドの曲への没入感が生まれます。やはり曲の完成度といえばこちらのパターンの方が高いと感じます。今では大人気で日本を代表するアニソンシンガーである“LISA”もAngel BeatsでのGirls Dead Monsterで有名になりました。
では、ガールズバンドクライはどうなのか…
バンドをオーディションで先に決める、まさに狂気。
うん、2021年からオーディションをやってました。
声優兼、バンドメンバーを選ぶためのオーディションです。
いや、やばくね?
声優兼、バンドメンバーって。
声優やってるけど、アニメでバンドやるから楽器も練習するとか、もともとピアノやっててキーボードは弾けるとか。その中からあった声優さんを選ぶ…それが普通だと思ってました。
でもこのアニメは、どっちもできる人を選ぶ!
という欲張り?な思いから生まれたんではないでしょうか。
その欲張り、僕もずっとやってほしかった!!!!!
最初からどっちもできる人を選べば何も困らないで最強のガールズバンドアニメを制作できるわけです
うーん。欲張りって最高だね。
曲を聴かせることへつなげていくストーリー。
あまりネタバレはしたくないので1話での話だけ。
その作品の掴みになる1話。
最後に路上ライブをするのですが、そこまで持っていくやり方が最高。
エンディングの「空の箱」を聴くために僕たちはこの作品を見ていたんだ。と感じる。
仁菜が川崎駅前で桃香へ呼びかける。ちょっと前に喧嘩した路上アーティストのマイクを奪って。
「中指立ててください!」と中指を立てながら雨の中で空へ叫ぶ。返事もなくあきらめた表情になってしまう仁菜。
しかし、横からギターの音色が響く。イントロ。
「歌えるよな」のセリフに答える仁菜。
そうして二人が奏で始めたメロディーに、後ろであっけにとられていた路上アーティストも乗ってくる。
ここから、物語が始まる。そんな気分が見ている僕の中に走った。
最っ高のエンディング。絶対次も見る!ってなる。なった。うん。鳥肌よね。
全13話ありますが、ここの衝撃はこれまでアニメ見てきた中で最高の曲振りだし導入だし演出だと思ったくらい。やっぱりこういうアニメが見たい!もっと見たい!
歌上手いよ。ほんとに。仁菜。
速いテンポの歌が多く、アニメ内でも言及されているがこの曲を完璧に歌いこなせるのは数少ないと思う。しかも若者で熱力を持った人じゃないとあの没入感は出せない。
オーディションで演者を選ばなければこの作品は駄作になっていたかも。それほどまでにすごい。
日本のアニメはやっぱり誇れる!
ガルクラをみて感じた嬉しかったこと。
この熱量がまだ日本のアニメにはあった!
もうね、ここまでのCGと絵の絶妙な配分とクオリティ。音楽が物語の主軸だからこそ本気で命がけで取り組む人材を見つける熱量。すべてが、すべてが嬉しかったです。
めちゃくちゃ金かかってるんだろうなってマジで感じる。金をかけても良しとした出資者に感謝。
面白いアニメはいっぱいあるけど、熱量を感じられるアニメっているのは少ないかもしれない。
本気でいいものを作ろうとしている。って感じる。製作委員会がすべてを同じ方向を向いている気がする。(一般人の感想です)
作画で好評を得たり、ストーリーがすごかったり、曲がよかったり。
このアニメは細かい部分まで作りこまれたCGと毎話ごとに曲へとつなげていくストーリー。曲は言わずもがな。
全てで意地を感じた。
このアニメで時代を築いていくんだという底力を感じた。だから嬉しかった。
本当にいい作品でした!見てない人はCGだけど敬遠しないで見てね…
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