龍が如くをやっとこさクリアしました。初めは発売日から2週間ほどでクリアしてやろう！という気持ちでしたが、あれこれと忙しく7月になってしまいました…
ネタバレ注意です！！！！！
まだクリアしていない人はブラウザバックお願いします！！！！
事前情報なくこのゲームはクリアしてほしい！！！！！
皆さん、クリア済みですね？大丈夫ですね？
と、言うことで本編はじまります。
桐生一馬が春日一番の世界へ適合していくストーリー
今作は龍が如く８で春日一番が主人公の7の続編にあたるナンバリングタイトルですが、大きな要点に「桐生一馬の癌」がありました。
原因は放射性物質の被ばく。同僚の作業員を手助けしようとして自らが放射性物質にさらされてしまったことが原因ではないのかと。
作中でも確定で放射性廃棄物が原因であると言及されているわけでもないので、もしかしたらたばこが原因だったりするかもしれない。まあそこは各々で。
そんな病にかかった桐生一馬は余命半年と宣告され、戦闘中にも血を吐くようになってしまいます。戦闘力も昔ほどなく、圧倒的な力でねじ伏せること（当社比）が出来なくなってしまいます。
常に戦場の先頭を突っ走ってきた桐生一馬はもう居ないんです。
これまで、ほぼ一人で何とかしてきた桐生一馬ではこれからの戦いには耐えられない状態になったんですね。
頼ることを知らない桐生一馬が、病に侵されて人に頼らざるを得なくなった。
ここで春日一番の世界観とマッチするんです。
龍が如く７もプレイしましたが、どこかやっぱり桐生一馬と共演させるのは難しいのではないか、そう思っていました。バトルスタイルが全然違うし、人としても信念も違う。
その二人が共存は難しいと思っていたのですが、杞憂でした。
人に頼らざるを得なくなった桐生一馬には春日一番がぴったりでした。
戦闘中に血を吐き、満身創痍で日本に帰るシーンがありました。
車の窓越しに力強く手を握り、少しの言葉をかけて別れる。
僕はここで強く世代交代を感じました。
この激熱シーン正直震えました。
二人の真剣な顔が物語っています。
ちなみに今作では、
頼ってほしい
この言葉が桐生一馬に投げかけられていました。
これまで、桐生一馬の周りの人間が感じていたことだと思います。
でも、桐生一馬という男は結局、一人で突っ走ってしまっていたので着いていくしかなかったんだと。
しかし、今作の桐生一馬は「死」を強く感じるストーリー展開です。
そのため、次第に「生」を求めるようになっていたのではないかと思います。
エンディングノートで回収される思い出の数々。伊達さんの力添えによる古い友人との再会。やはり未練がないわけない。
だから今作の桐生一馬は、頼らざるを得ない。
ここがこれまでの作品とは一味違う部分ですね。もちろんこれまで協力する描写はありましたが、ストーリーの大事な要素として桐生一馬が仲間と協力するというのが組み込まれているのは初なのではないかなと。
例えば、動画サイトで桐生一馬の生存が世間に暴露された今作。
昭和の男、桐生ちゃんは最新技術の数々についていけていない描写もあります。
まあその描写が桐生ちゃんっぽくてイイ！って思うけど…
それもまた仲間の力を借りて、対抗していくんですね。
まとめ
放射能を浴び、癌に侵され、桐生一馬は確実に弱くなりました。これは退化です。
これは逃れられない事実です。これまで一人で何とかしてこれた桐生一馬はこの世界にはいません。
しかし、ここであきらめなかったのが男・桐生。
休むときは休み、仲間の力を借りる。仲間の助言に素直に従う場面も多かったので桐生一馬の無双物語（ムービー銃以外）を期待していた人には物足りなかったかもしれませんが、僕は今作をプレイしてこれまでの物語を思い出して考えると、進化したともいえる。と思います。
仲間の力を借り、最後まで桐生一馬として生き名前を取り戻して遥と共に死んでいく。
そんな、最大限のハッピーエンドに到達できた。
本当にいろいろな物語をありがとうございました。長い間、主人公お疲れさまでした。
制作の方々、生死を確定させない終わり方にしてくれて本当に感謝します。
桐生一馬は生きているかも、もしかしたらまた次作で元気に敵をなぎ倒す姿を見せてくれるかもしれない。そんな希望を持てる終わり方は、僕にとって最高のハッピーエンドでした。
伝説の極道たち相手には…
今作でも忘れちゃいけない。いつもの兄弟分たち。
一人の人間として人生を歩もうとしていた矢先に、どん底まで落ちてしまい隠居状態の伝説の極道たち。（そこでも三人一緒なのにはやはり絆を感じます）
まあ、予想通り説得は難航。
でも、
やっぱり伝説の極道相手には、いつも通り拳でわからせました！
その場での説得が出来たわけではないですが、桐生ちゃんの背中を見せて引っ張っていくスタイルの説得？が効きました。
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